2014-01-18
塩をかけたなめくじのような有様になっている私を見かねて、軽鴨の君が外に連れ出し、今日は麻布十番のあたりを散策しました。この辺りにはあまり用事がなかったので、来るのは久しぶりです。十年ぶりくらい。大学は近かったけど、その頃もあまり来なかったなぁ。
麻布十番の商店街は、新しいお店やおしゃれなビストロやカフェができており、建物の外観の規制がちゃんとあるのか、コンビニも外観がシックな特別仕様になっていました。でもそういうおしゃれなお店の合間に、平然と、「昭和初期?」と思うような時間の止まった靴屋さんやら金物屋さんやらが蛍光灯を煌々と点けており、モザイクのような風景が広がっております。
あまりに面白かったのと、ここ数日の気の弱りぶりから逃避的になっているのか、「老後はこういう活気もあるけど落ち着きがある街に住むのもいいかなぁ」などと考えてしまい、不動産屋のウィンドウでしみじみ家賃の相場を確認しておりました。まあ、軽鴨の君の通勤等を考えると不都合しかないので、実現するとは思えませんけど。
何も起こらない、静かな日常が、淡々と続いていってくれるといいのですが。
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